予防接種を受けましょう。
予防接種は、皆さんの大事なお子さんが重い病気になるのを防ぐだけでなく、お子さんが感染源になって周囲にいるお子さん達に迷惑をかけてしまうのを防ぐ意味もあります。なるべく早く受けるようにしましょう。
特に麻しん(はしか)は、感染すると40度を超えるような高い熱が1週間以上続き、殊に小さいお子さんは肺炎や脳炎を起こし易く、かなり死亡率の高い恐ろしい病気です。今でも全国で毎年100人近い子ども達がこの麻しんで亡くなっています。麻しんは感染症ですから、うつす人すなわち感染者がいなければ流行しません。そのためにワクチンの接種が必要です。ワクチンの接種率が95%を超えると、その病気の流行がなくなることが分かっています。
つまり、1才児の95%以上が麻しんの予防接種を受けると、麻しんの流行はなくなるわけです。 風しん(三日ばしか)は、もし妊娠の初期(三ヶ月以内)に母親がこれに感染すると、先天性風しん症候群といって心臓や目などに奇形を持つ赤ちゃんが生まれる危険性が高くなります。
これら麻しんと風しんのワクチンは、平成18年4月から、1期接種として1歳のお誕生日から2歳のお誕生日の前日までに麻しんと風しんの混合ワクチンを接種し、2期接種として混合ワクチンを小学校入学前の1年間に接種することになりました。
年長さんのお子さんがおられる方は、忘れずに早めに接種してください。
B型肝炎ワクチン定期接種について
平成28年10月1日から定期接種になりました。公費での接種対象は平成28年4月1日以降に生まれた方で、かつ0歳のみです。生後2か月からが対象です。 (1歳からは有料になります)接種回数は3回です。
成人用肺炎球菌ワクチン定期接種について
平成26年10月1日から成人用肺炎球菌ワクチンが定期接種になりした。対象者は下関市民で65歳.70歳.75歳.80歳.85歳.90歳.95歳.100歳以上の方です。接種費用は2,850円(生活保護受給の方は窓口負担無料) になります。詳しくは当院までお問い合わせください。
水痘ワクチン定期接種について
平成26年10月1日から水痘(みずぼうそう)ワクチンが定期接種になりました。対象者は1歳~3歳未満の方です。接種回数は3ケ月以上の間隔をあけて2回接種になります。
平成24年11月から、四種混合ワクチンが導入されました。
従来の三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチンに急性灰白髄炎(ポリオ)を加えた四種混合ワクチンの接種が導入されました。接種対象者は生後3か月に達した時から生後90か月に達するまで(7歳6か月未満)の乳幼児です。※三種混合ワクチン及びポリオワクチン(生又は不活化)を1回でも接種されている方は、原則として四種混合ワクチンを接種することはできません。このような場合は、単独の不活化ポリオワクチンと三種混合ワクチンを組み合わせて接種してください。
平成24年9月から、ポリオ接種が変わりました。
ポリオ(小児麻しん)は、これまで生ポリオワクチン(経口接種)でしたが、9月から不活化ポリオワクチン(皮下注射)になりました。生ポリオワクチンは2回接種でしたが、不活化ポリオワクチンは4回の接種が必要です。なお、生ポリオワクチンを1回接種した方は不活化ポリオワクチンを3回接種することになります。
生ポリオワクチンによる定期接種は春・秋に行われてきましたが、不活化ポリオワクチン導入後は、通年接種が可能になりました。
平成17年4月から、BCG接種が変わりました。
ツベルクリン反応が廃止され、全員に直接 BCGを接種することになりました。また、公費負担は1歳未満までとなります。従って満1歳を過ぎると有料になってしまいますから十分にご注意下さい。
予防接種について
生後2ヶ月から受けられるもの |
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生後5ヶ月から受けられるもの |
対象者は、生後1歳に至るまでの間にある物に拡大になりました。標準的な接種期間は、生後5ヶ月に達した時から生後8ヶ月に達するまでの期間です。 |
1才の間(お誕生日から2歳の誕生日の前日まで)に受けるもの |
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1才~3才未満に受けるもの |
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1才~及び小学校4年生で受けるもの |
ご注意:日本脳炎の予防接種に関しましては、平成22年9月から新しいワクチンによるⅡ期までの接種が開始されました。接種年齢に関しては、見合わせ期間の救済措置が採られていますので、お問い合わせ下さい。 |
年長さんの期間に受けるもの |
麻疹と風疹は原則として混合ワクチンになりました。 小学校に入学する前の1年間(年長さん)の間、麻疹・風疹ワクチンの接種が無料で受けられるようになっています。 |
小学校6年生で受けるもの |
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その他の任意(有料)接種 |
定期接種、BCG、四種混合、三種混合、不活化ポリオ、麻疹風疹(MR)、水痘(みずぼうそう)、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、ロタウイルスワクチン、B型肝炎ワクチン、二種混合(破傷風・ジフテリア)、乳幼児期の日本脳炎の予防接種は山口県に住民票がある方でしたら、山口県内全ての受託医療機関で接種可能になりました。 詳しくはお問い合わせ下さい。
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ワクチンについて
水痘ワクチン | 平成26年10月1日から水痘(みずぼうそう)ワクチンが定期接種になりました。対象者は1歳~3歳未満の方です。接種回数は3ケ月以上の間隔をあけて2回接種になります。 | ||||||||||||||||||||||||
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ロタウイルスワクチン |
ロタウイルス胃腸炎は、冬に流行する、嘔吐下痢症のひとつです。多くは軽症ですが、乳児がかかると時に激しい下痢や嘔吐によって脱水を起こし、まれにけいれんや脳炎、腎不全を起こすこともあります。今のところ特効薬はなく、こまめに水分補給をしながら1週間ほどで自然治癒するのを待つしかありません。このようなロタウイルス感染症をワクチンで予防することができます。 副作用:ぐずりや下痢などが3~7%にみられますが重大なものの報告はありません。
※生ワクチンですので、接種後4週間は他のワクチン接種はできません。 ※接種後1週間くらいは便中にウイルスが排泄されます。念のためオムツ交換後は手洗いを徹底してください。 ※6ヶ月までに接種するワクチンが多く、ワクチンスケジュールが密なため2種類以上の同時接種(同日の接種)が前提となります。 ◎接種後、院内で30分程様子をみさせていただきます。 |
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成人用肺炎球菌ワクチン | 平成26年10月1日から成人用肺炎球菌ワクチンが定期接種になりした。対象者は下関市民で65歳.70歳.75歳.80歳.85歳.90歳.95歳.100歳以上の方です。接種費用は2,850円(生活保護受給の方は窓口負担無料)になります。詳しくは当院までお問い合わせください。 | ||||||||||||||||||||||||
四種混合ワクチン | 平成24年11月より、従来の三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチンに急性灰白髄炎(ポリオ)を加えた四種混合ワクチンの接種が導入されました。三種混合ワクチン及びポリオワクチン(生又は不活化)を1回でも接種されている方は、原則として四種混合ワクチンを接種することはできません。このような場合は、単独の不活化ポリオワクチンと三種混合ワクチンを組み合わせて接種してください。 | ||||||||||||||||||||||||
ポリオワクチン | 平成24年9月より生ポリオワクチン(経口接種)から不活化ポリオワクチン(皮下注射)になりました。不活化ポリオワクチンは4回接種になります。生ポリオワクチンを1回接種した方は不活化ポリオワクチンを3回接種することになります。不活化ポリオワクチン導入後は通年接種が可能になりました。 | ||||||||||||||||||||||||
日本脳炎 | 平成22年9月から新しいワクチンによるⅡ期までの接種が開始されました。接種年齢に関しては、見合わせ期間の救済措置が採られていますので、お問い合わせ下さい。 | ||||||||||||||||||||||||
麻疹と風疹 | 原則として混合ワクチンになりました。1歳児と小学校に入学する前の1年間(年長さん)の間に麻疹・風疹ワクチンの接種が無料で受けられるようになっています。 | ||||||||||||||||||||||||
子宮頸がん |
2022年11月26日から定期接種の積極的勧奨が再開されました。接種対象の方とキャッチアップ接種対象の方は公費で接種可能です。 接種対象の方:12才になる年度の初日から16才になる年度末日までの女性(小学校6年生~高校1年生相当年齢) キャッチアップ接種対象の方:1997年4月2日~2007年4月1日生まれで合計3回接種できていない女性
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